寒冷地に限らず冬の季節はスタッドレスタイヤを装着する車が多いですが、スタッドレスタイヤに履き替えた際の燃費について気になりませんか?
イメージ的にはスタッドレスタイヤを装着した方が燃費が下がる気がしますが、実際のところはどうなんでしょう?
最近のスタッドレスタイヤは雪道やアイスバーンでのグリップ力はもちろんのこと、ドライ路面での走行性能も上がっています。
そんななかスタッドレスタイヤの燃費に関する性能も上がっているはず。
ということで今回はスタッドレスタイヤの燃費ってどうなの?という疑問について調べてみました。
スタッドレスタイヤの燃費を知るメリットは?
スタッドレスタイヤは冬場に安定して走るためには必要不可欠ですが、通常のタイヤと比べて燃費がどのように違うか気になります。
燃費の良いスタッドレスタイヤはガソリン代を減らすことができますので、燃費の情報を事前に知っておけば良いスタッドレスタイヤを選ぶきっかけとすることができます。
スタッドレスタイヤは通常のタイヤと比べると柔らかいため、道の状況によっては燃費が悪くなる場合もあります。
このため、事前に通常のタイヤと比較すると最適な種類を選びやすくなり、余分な出費を減らすこともできます。
ガソリン代は高騰を続けているので、できる限り燃費の良いスタッドレスタイヤを選びたいところです。
なお、近年では燃費を良くしたスタッドレスタイヤもあるため、価格や性能を比較してから決めるとガソリン代の出費を減らすことができますよ。
スタッドレスタイヤと通常のタイヤとの燃費の差は?
まず、スタッドレスタイヤとノーマルタイヤの燃費差について知っておきましょう。
スタッドレスタイヤは通常のタイヤと比べるとゴムが柔らかく、路面との接地面積が広くなります。
このため、転がりの抵抗が大きくなるため燃費にも影響し、通常のタイヤとの燃費の差は10%ほどあると考えてください。
一例として、通常のタイヤで1リットルあたり12~15キロ走れる車であれば、スタッドレスタイヤは10~14キロと走行距離は短くなります。
しかし、使用する素材によって距離数が変わってくるため、最新のタイヤになると距離が長くなる傾向が強いです。
また、同じ場所で比較したデータのためそれほど影響しませんが、冬場に路面が凍結しやすい場所を走る際にはスタッドレスタイヤを付ける必要があります。
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ハイブリッド車とガソリン車のスタッドレスタイヤの燃費の差は?
最近では環境にやさしいハイブリッド車が注目されていますが、ガソリン車とのスタッドレスタイヤの燃費の差が気になるところです。
実際には燃費の差は特になく、ハイブリッド専用のスタッドレスタイヤもないため気にせずに選べます。
このため、ハイブリッド車とガソリン車ではスタッドレスタイヤは共通して使えますので、安定して走りやすいという観点からどのスタッドレスタイヤにするかを決めれば大丈夫です。
タイヤの選び方は人それぞれですが、燃費が良くなると価格が高めになりますが長く使えればその分お得になります。
目先の値段だけにとらわれずにトータルコストで見るようにしましょう。
また、タイヤの素材によって燃費が変わってくるため、予算に合わせてかかる費用を減らせるように決めると効果的です。
スタッドレスタイヤの燃費はなぜ下がるのか?
スタッドレスタイヤは通常のタイヤと比べて柔らかくて重いことが特徴で、燃費が下がりやすいと言われています。
これは、氷や雪などにしっかりと食い込むように柔らかくなっているため、溝が深くなり厚みがあるため燃費が下がりやすいので、仕方がありません。
燃費を上げるためには低燃費のスタッドレスタイヤを選ぶこともポイントですが、急発進や急ブレーキをかけないようにすることも大切です。
特に急激に速度を上げるような運転をしているのであれば、いくら低燃費のスタッドレスタイヤを履いたところで燃費は良くなりませんので。
スタッドレスタイヤは特殊な構造ですが、最近では低燃費に特化したタイプもありガソリン代を減らせると評判になっています。
低燃費スタッドレスタイヤを履くのと同時に、運転の仕方を意識すると燃費が良くなり、余分な出費を減らせるようになります。
ノーマルタイヤとスタッドレスタイヤの燃費の違いの秘密とは?
スタッドレスタイヤの方がゴムが柔らかいため燃費が悪くなるわけですが、それ以外にも秘密があります。
一般的にはノーマルタイヤよりもスタッドレスタイヤの方が燃費は悪いと言われています。
その理由はスタッドレスタイヤは深い溝と細かなサイプによって路面をしっかり噛むように作られているから。
サイプとは、タイヤのひとつひとつのブロックに細かな切れ込みを入れることにより、タイヤを路面に均一に接地させることができるようにするものです。
また、氷雪路ではサイプの空隙に水を取り込む「除水効果」も発揮します。
スタッドレスタイヤの柔らかいゴムは路面の接触面積を増やし、摩擦力(転がり抵抗)が増えます。
一方、ノーマルタイヤはタイヤが受ける転がり抵抗を極力抑えて、できる限り少ない力で前へ進めるように開発されています。
言ってみれば逆の作りのようなものです。
そのため、当然前にできる限りスムーズに進めようとするノーマルタイヤよりも、摩擦抵抗をあげてできる限り滑らないようにするスタッドレスを装着している方が燃費は悪くなるのです。
なお、最近販売されているスタッドレスタイヤの中には低燃費に特化したものもあります。
私はスタッドレスタイヤの評価ポイントはグリップ力だと思いますが、どうしても燃費が気になる方は、低燃費を売りにしているタイヤを選ぶのもありですね。
スタッドレスタイヤメーカーの燃費の傾向
スタッドレスタイヤのメーカーごとに燃費についての特徴を比較してみます。
ブリヂストンのスタッドレスタイヤの燃費特徴
スタッドレスタイヤと言えばブリヂストンのブリザックというくらい定番です。
本当かどうか知りませんが、北海道や降雪地域では2台に1台がブリザックらしいです。
ブリヂストンのブリザックはブロック剛性を高め、パタンの変形を抑えることで摩耗の原因であるタイヤと路面のすべりを低減し、燃費性能を高めています。
特に氷上性能が高いと評判で、凍結路面での信頼性があり安全面でも非常に安心です。
ヨコハマタイヤのスタッドレスタイヤの燃費特徴
ヨコハマのアイスガードシリーズは、その名の通り氷上性能が非常に優れているタイヤと言われています。
ヨコハマのスタッドレスタイヤの特徴としては、ころがり抵抗の低減を重点的に行い省燃費を実現しています。
でも、しっかりとした氷上性能を発揮するのがアイスガードシリーズです。
ダンロップのスタッドレスタイヤの燃費特徴
ダンロップはWINTERMAXXシリーズで有名なタイヤメーカーですが、価格帯としては割と安い部類に入ります。
高い耐摩耗性を持っているのが特徴ですが、タイヤ自体が重いと言われているので、使用していくにつれ性能低下を感じ、燃費は悪くなる傾向があります。
これはダンロップに限る話ではありませんが、どうしてもスタッドレスタイヤの性能低下とともに燃費は悪くなりますね。
アジアンタイヤのスタッドレスタイヤの燃費は?
ちなみに最近のアジアンタイヤは性能、燃費ともに国産メーカーのタイヤとそん色ないくらいになっています。
安心感や信頼から国内メーカーのスタッドレスタイヤを選ぶ方がほとんどだとは思いますが、4本ともなるとかなり高額になるので、豪雪地帯や雪が多く降る地域に住んでいるわけではなく、雪が降った場合の対策用としてであればアジアンタイヤもありだと思います。
燃費についても国内メーカーブランドのスタッドレスタイヤと比較して大きく悪いということもありませんので、一度検討してみても良いと思います。