2025年9月より、ブリヂストンとヨコハマからそれぞれ新作スタッドレスタイヤが発売されました。
ブリヂストンの「BLIZZAK WZ-1」と、ヨコハマの「iceGUARD 8」は、いずれも氷上性能を大きく引き上げたモデルとして注目を集めています。
この記事では、2026-2027シーズンに向けて、両モデルのスペックを比較しながら、早期予約で買うべきタイミングと選び方を解説します。
BLIZZAK WZ-1 と iceGUARD 8 の比較表
| 項目 | BLIZZAK WZ-1(ブリヂストン) | iceGUARD 8 / iG80(ヨコハマ) |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2025年9月より順次発売 | 2025年9月より順次発売 |
| サイズ展開 | 119サイズ(145/80R13〜255/45R22等) | 71サイズ(185/70R14〜225/45R21等) |
| 価格帯目安 | 13,970円〜148,500円/本 | オープン価格(16,340円〜59,160円程度の販売例あり) |
| 氷上性能の向上幅 | 従来品比でブレーキ制動距離11%短縮、旋回ラップタイム4%短縮 | 従来品(iceGUARD 7)比で氷上制動性能14%向上 |
| 主な新技術 | ENLITEN、Wコンタクト発泡ゴム、L字タンクサイプ | 新技術コンセプト「冬テック」、非対称パターン |
| 耐久性の特徴 | ロングステイブルポリマーにより4年使用後も高い性能を維持 | 公式発表内で経年劣化に関する特記情報は確認できず |
BLIZZAK WZ-1がおすすめな人
BLIZZAK WZ-1は、軽自動車からSUVまで119サイズという圧倒的な展開の広さが強みです。
愛車のサイズが特殊で選択肢が限られがちな方や、4年程度の長期使用を前提に耐久性を重視したい方に向いています。
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iceGUARD 8がおすすめな人
iceGUARD 8は、iceGUARD 7比で氷上制動性能が14%向上しており、雪国での凍結路面での安心感を最優先したい方におすすめです。
価格帯も比較的リーズナブルなサイズが多く、コストと性能のバランスを重視する方に向いています。
早期予約で買うべき理由
スタッドレスタイヤは、シーズン本番の11月以降になると人気サイズから品薄になりやすい傾向があります。
タイヤの値上げも報じられており、価格面でも早期予約・早期購入が有利になるケースが多いです。
7〜9月の今のうちに希望サイズの在庫と価格をチェックしておくことをおすすめします。
BLIZZAK WZ-1の特徴と新技術
BLIZZAK WZ-1は、ブリヂストンの新しいタイヤ技術「ENLITEN(エンライトン)」をスタッドレスタイヤとして初めて採用したモデルです。
メーカー公表値では、従来品のBLIZZAK VRX3と比べて、氷上でのブレーキ距離が11%短く、氷上旋回のラップタイムも4%短縮されています。
Wコンタクト発泡ゴム
低温でも柔らかさを保つゴムに気泡を含ませ、氷の表面の水を取り除きながら路面に密着させる技術です。
振動を吸収する効果もあり、静粛性や乗り心地の向上にもつながっています。
L字タンクサイプ
ブロックに刻まれたL字型の溝(サイプ)が、氷とタイヤの間に入り込む水を抑え、凍結路でのグリップを高めます。
効きが長持ちするゴム
ゴムが硬くなりにくい配合を採用しており、メーカーは「4年使用後も性能が落ちにくい」としています。
長く使いたい方にとって、1シーズンあたりのコストを抑えやすいのも魅力です。
iceGUARD 8の特徴と新技術
iceGUARD 8は、ヨコハマが「冬テック」と名付けた新しい設計思想で開発したスタッドレスタイヤです。
氷と接する部分の密着度(接触密度)と、路面に触れる面積(接地面積)の両方を高めることで、氷上性能を引き上げています。
冬ピタ吸水ゴムと水膜バスター
新開発の「冬ピタ吸水ゴム」は、従来品より吸水性が高められ、氷の表面の水膜を素早く取り除きます。
天然由来の除水材「水膜バスター」も配合し、滑りの原因となる水膜対策を強化しています。
iceGUARD 7からの性能向上
| 項目 | iceGUARD 7比 |
|---|---|
| 氷上ブレーキ | 14%向上 |
| 氷上旋回 | 13%向上 |
| 雪上ブレーキ | 4%向上 |
| ドライ・ウェット性能 | 3%向上 |
※数値はメーカー公表値です。
WZ-1とiceGUARD 8を比べるときの注意点
WZ-1の性能はVRX3との比較、iceGUARD 8の性能はiceGUARD 7との比較で公表されています。
比較の基準になっているタイヤが違うため、「14%と11%だからiceGUARD 8の方が上」と単純には言えません。
どちらも各社の最上位スタッドレスで、氷上性能は非常に高い水準にあります。
選ぶときは、性能の数字よりも「自分の車のサイズがあるか」「予算」「何年使うか」で判断するのがおすすめです。
| 選び方の基準 | おすすめ |
|---|---|
| 軽自動車・コンパクトカーで選択肢を広げたい | サイズ展開が豊富なBLIZZAK WZ-1 |
| 4〜5シーズンなど長く使いたい | 効き持ちを重視したBLIZZAK WZ-1 |
| 凍結路での安心感をコストを抑えて手に入れたい | 販売価格が比較的手頃なサイズが多いiceGUARD 8 |
| とにかく費用を抑えたい | 型落ちのVRX3・iceGUARD 7、またはアジアンタイヤ |
型落ちモデル(VRX3・iceGUARD 7)という選択肢
新製品の登場により、前モデルのBLIZZAK VRX3やiceGUARD 7は、在庫限りで比較的手頃な価格で販売されることがあります。
型落ちといっても、数年前までは各社の最上位モデルだったタイヤです。
降雪が少ない地域や、凍結路を走る機会が限られる方なら、型落ちモデルで十分なケースも多いでしょう。
ただし、型落ち品は製造時期が古いものが混ざることもあるため、購入時に製造年週を確認しておくと安心です。
製造年週の見方はスタッドレスタイヤの寿命は嘘?正しい交換時期の見極め方で解説しています。
車種別のスタッドレスタイヤサイズ
新製品を検討する際は、まず自分の車のタイヤサイズを確認しましょう。
人気車種のサイズとおすすめは、N-BOX・スペーシア・タント・ハスラー・ルーミー・シエンタ・フリード・ヴォクシー・ノア・ライズ・ヴェゼルの記事でまとめています。
よくある質問
新製品と型落ち、どちらを買うべき?
毎日のように凍結路を走る方や、長く使いたい方は新製品がおすすめです。
雪が年に数回しか降らない地域なら、型落ちモデルでコストを抑えるのも合理的です。
2026年の値上げで価格は上がった?
2026年は、ブリヂストンが9月1日から平均約5%、ダンロップが9月1日から平均約6%など、冬タイヤを含む値上げが相次いでいます。
メーカー別の値上げ状況は2026年のタイヤ値上げまとめをご覧ください。
いつまでに買えばいい?
人気サイズは11月以降に品薄になりやすいため、10月〜11月上旬までの購入がおすすめです。
地域別の交換時期は地域別スタッドレス交換時期カレンダー2026にまとめています。
▶ オートウェイでBLIZZAK WZ-1・iceGUARD 8の最新価格を見る
まとめ
BLIZZAK WZ-1とiceGUARD 8は、どちらも2025-2026シーズンの目玉となる新製品です。
サイズの豊富さと耐久性を重視するならBLIZZAK WZ-1、氷上性能とコストバランスを重視するならiceGUARD 8が候補になります。
早期予約セールを活用しながら、愛車に合った1本を選びましょう。





